行程(着時刻,*発時刻)
場 所 往路 復路
 田ノ原登山口 *5:38  10:24
 一口水  7:00  −
 王滝頂上山荘  7:31  9:13
 御嶽山(剣ヶ峰)  8:01 *8:50

【御嶽山】白装束の信者目立つ霊峰

山 名  御嶽山
山行日  2000年8月5日
天 候  晴れ
歩行時間  3時間57分(山頂休憩除く)
コース  田ノ原登山口⇔一口水⇔王滝頂上山荘⇔剣ヶ峰
 御嶽山は日本に数少ない3000m級独立峰。信者や観光客も多く、真夏なら単独でいつでも登れる山だろう。その日の天気予報を確認し、終業後直接、御嶽山に向かった。
一浴温泉情報
 王滝温泉
 うしげの湯
tel:0264-48-2257  11:00-20:30 \600
鹿が入って傷を治したという伝説の温泉。お湯は鉄分を含み、湯舟の周りも茶色。お湯は飲用、貧血や便秘に効く。露天風呂・内湯ともに御嶽山を望める。
 濁河温泉
 市営
 露天 風呂
tel:0576-62-3111  9:00-16:00  \400
標高1800mの高地に沸き出す温泉。御嶽山の中腹に位置し原生林が生い茂り、野趣豊かな温泉。時に、ニホンカモシカや野性のリスにも出会える、秘湯中の秘湯。源泉の濁河川は、川床が白濁している。

御嶽山頂上(右奥 乗鞍岳)

 昨夜、田の原に着いたのは12時近かった。広い駐車場はほとんど満杯状態。こんな時間に着いて直ぐに登りだすパーティーもいる。頂上で御来光を迎えるつもりなのだろう。終業後直ぐに飛び出し、6時間近い運転の疲れからか、乗用車の中、寝袋にも関わらず直ぐに眠ることが出来た。

 目を覚ますと日の出直前である。あわてて起き出し、御来光を拝んでから、ガスコンロを使い朝食を作る。既に食事を終え、出発するパーティーも多い。

田ノ原登山口

森林限界を過ぎ田ノ原を振り返る

 大きな鳥居をくぐり、登山開始。広々した登山道を行くと、直ぐ右手に御岳神社頂上奥社遥拝所があり頂上が眺められる。大江権現を過ぎると道も登山道らしくなる。急な階段道を登り林を抜けると岩場となる。行く手に多くの登山者が見える。振り返ればこちらにもだ。田の原自然公園が眼下に見え、かなりの高度を稼いだ気になる。その先彼方に中央アルプス、南アルプスの山々が連なっている。

 岩層より、僅かに湧き出す一口水でひと休み。中央不動で鐘をひと突き、そこから10分ほどで王滝頂上山荘に着く。気温は15℃。剣ヶ峰がくっきりと見える。ここからは、緩い登りで楽になる。

王滝頂上付近より剣ヶ峰を仰ぐ

 最後に岩のゴロゴロした急な道を登り御岳神社のある剣ヶ峯につく。小屋の横の石段を登ると奥宮である。一等三角点は鳥居をくぐって頂上広場の右手隅にある。展望は抜群。人も多い。本格的登山姿の人から運動靴に空荷のハイカー、そして白装束の信者さんも大勢いる。

御岳神社奥宮を参拝する登山者

剣ヶ峰頂上より二ノ池を見下ろす

 山頂でゆっくりと休み、往路を下る。王滝温泉で汗を流し、明日、登る予定の恵那山登山口に向かう。

アクセスカウンター