山 名 | 大丸山・大平山・金丸山 | ||
山行日 | 2000年02月11日(金) | ||
天 候 | 晴れ | ||
同行者 | 単独行 | ||
歩行時間 | 3時間30分 | ||
コース | 蒲原駅→大丸山→金丸山→富士川駅 |
行 程 | |||
場 所 | 着時刻 | 発時刻 | |
JR蒲原駅 | 8:30 | ||
大丸山 | 10:00 | 10:40 | |
大平山 | 11:00 | 11:20 | |
金丸山 | 12:00 | 12:30 | |
JR富士川駅 | 13:30 |
参考資料 | 【静岡県 日帰りハイキング】静岡γ山岳会 岡本 滋 静岡新聞社 平成元年6月 | |
【百低山巡礼 No25】小林泰彦 山と渓谷 2001/06号 p87 | ||
交通 | JR蒲原駅〜JR富士川駅 |
【大丸山】富士山と駿河湾の展望コース山行記
やわらなか日差しがふりそそぐ絶好のハイキング日和,大きな富士山と広々した駿河湾を展望するファミリー向きのコースをのんびりと歩いた山行記です.
金丸広場展望台より富士山
蒲原駅前の道路を渡り,そのまま真っ直ぐ路地に入り突き当りを左折する。東名高速道路に沿って静岡方面へ数百メートル歩くと、右側に大きなハイキングコース案内板がある。ここを右に曲がり東名高速道路をくぐりると,農道は登りになる。霊光禅院を過ぎると民家もまばらとなる。目前に見える大丸山を目指し、舗装されたゆるい傾斜の農道をのんびりと歩く。日差しはやわらかく絶好のハイキング日和である。途中、道路工事やら昔の登山道なる標識に従い3回ほど農道を巻いて山道を歩く。
大丸山
農道の左手に階段状の登山口がある。ここからは本格的な山道だが、ひと登りで鉄塔のある山頂に着いてしまった。頂上は芝生の広場となっている。富士山が大きくそびえ、その右に愛鷹連峰、駿河湾、そしてかすんではいるが伊豆半島も見える。好天にも関らず誰もいない。雰囲気の似通ったわがホームグランドの満観峰では考えられないことだ。少し時間が早いからだろうか?
大丸山山頂より富士山
大久保山を経て大平山へ向かう。大久保山頂も大平山頂も展望はない。少し下った大平広場からは左方ぎりぎりに富士山が見えるものの風情はない。眺めは大丸山の方が数段良い。
大平山を下ると舗装道路に出る、そこは、あずまやもある展望広場となっている。駿河湾が一望でき、大丸山も近くに見える。
しゃれた作りのスタンプ処の窓ガラスがすべてこなごなに割られ、床に散乱していた。スタンプも見当たらない。「・・・・・」
展望広場から駿河湾
舗装道路を進むとT字路状の分岐にでた。右折して新蒲原駅に向かう予定であったが、物足りなさもあり、標識にある300m先の野田山に向かう。ここからはコピーしたガイドブックのコース外であり、標識だけが頼りである。
野田山への登り口を探しながらうろうろしているうちに、大師広場に出た。ここではじめてハイカーに出会う。道を訊ねると「野田山は分からないが、金丸山の登り口が少し先にある」と言う。
教えられた方向へしばらく歩くと、直進が「富士川駅」左折が「金丸山へ300m」の標識がある分岐にでた。
ピークらしきところに登り着いたが、回り込んだところに、U字を横にした矢印の先に大師広場とだけ書かれた標識があるのみだ。頂上を示す表示は何もない。この先は下っているし、ピークらしきものも見当たらない。釈然としない気持ちのままバックする。
分岐に戻り、富士川駅方面へ歩いてしばらくすると、T字路にぶつかる。左は「金丸広場を経て富士川駅」、右への表示は何もない。ためらわず左へ行くと何と!、見覚えのある道に行き当たる。わけのわからないピークへの道だ。ピークからすこし下ったところに広場があったのでそこが金丸広場だと気づいた。
好天の昼時にもかかわらず、広々とした芝生の金丸広場には数人グループの一組だけ。静かなのはよいのだが、なんとなくさびしい気もする。眺めは良い。富士市街の向こうの大きな富士山は見事だ。霞んではいるが伊豆半島も見える。富士川の河口に続く駿河湾,千本松原や三保海岸と180度余りの展望に大満足。丸太作りの展望台から富士山の写真を撮った。
ここからまたどちらへ行けばよいか分からない。大師広場への矢印はあるものの富士川駅への案内はない。犬を放し遊びまわらせている人に道を聞くも「分からない」と言う。よほど、新蒲原駅への分岐まで戻ろうかとも思ったが、ファミリー向きのハイキングコース、何とでもなるとだろうと、大師広場とは反対方向へ下ることにした。
ハイキングコース入り口の野田実相院に着いた。ここから何人かの人に道を聞きながら、富士川駅にたどり着いた。