山 名 | 平ヶ岳(ひらがたけ) |
会報No. | 126 |
山行日 | 1998年8月15日(8/14夜立ち) |
シリーズ名 | 越後の名峰 |
報告者(文) | 池谷政江さん |
HP管理人 | 参加 |
宿 | 8/15(泊) 銀山平 伝之助小屋 |
平ヶ岳山頂
鷹ノ巣から往復10時間余かけて登った平ヶ岳に最短コース中岐林道から行く。銀山平15日5時半着、バタバタと現地のマイクロバスに乗り換え、銀山湖を眺めながら雨池橋から林道に入る。このところ雨が降り続いているので山肌のあちこちが滝となっている。美しいススキに秋を感じながら1時間半林道終点に着く。
朝食をすませ「なるべく早く下山して下さい」とドライバーの声をあとに7時5分出発。すぐ沢を渡りいきなり急登である。谷越しに雪渓も見え、ナナカマドが少し色づいていた。急登が終り目の前がパーツと広がり湿原に出た時のうれしさ、そして木道を進む。玉子石は写真で見た通り印象的で、自然の力ってすごいなあと思った。花と点在する地塘を見ながらゆるやかな登り下りで、霧の流れる名前の通り平らかな頂上の平ヶ岳に9時45分到着。
姫池ヶ原に遊び、急登は急な下りとなってバスの待つ登山口ヘ戻った。帰りの林道ではカモシカと出合い、宿には早い帰着となって、希望者だけ近くの沢脇に出る銀山平温泉へ。簡単な小屋にポリ風呂の豊富な湯はとても気持ち良かった。宿に戻ると前庭で酒盛りの最中でした。
どうしてできた玉子石
16日、宿を後にバスで技折峠へ、今日は雨でカッパを着て出発。左手には荒沢岳が姿を見せているが目指す駒ヶ岳は霧の中。小倉山、百草の池を通りクサリ場を過ぎると駒ノ小屋、ひと登りで稜線へ出ると右に折れてすぐに魚沼駒ヶ岳に到着。濃い霧でまったく展望もないが、やはり駒ヶ岳というだけあってなかなか登りごたえがあった。
同じコースを戻り小倉山から左に折れ駒ノ湯へ下山。急な下りで登ったら大変だろうなあと思った。ランプの宿として有名な温泉も今では自家発電であった。源泉は33度とぬるい湯ですがゆっくり浸っていると肌がつるつるした。食事も良かった。夜は雨と川の音でなかなか眠れなかったが、“山良し、風呂良し、料理良し”でした。
越後駒ヶ岳山頂
平ヶ岳行程 | |||
場 所 | 着時刻 | 発時刻 | |
登山口 | - | 5:35 | |
玉子石 | 9:10 | 9:15 | |
平ヶ岳山頂 | 9:48 | 10:20 | |
登山口 | 12:16 | - |
駒の湯温泉 駒の湯山荘 |
tel:090-2560-0305 \500 越後駒ケ岳の麓に湧くお湯は江戸時代、奥只見から掘り出した銀を運ぶ途中人々が利用したという。以前はランプの宿だったそうだ。現在、部屋は自家発電によるランプ形の照明だが、夜は本物のランプに灯りを点してくれる。32.9℃の湯が噴水ようのように注がれていて贅沢に新鮮な湯を味わうことができる。低泉温の湯にじっくり浸かると入浴後もずっと温かい。 |
銀山平温泉 丸太沢の湯 |
tel:なし \寸志 新潟県湯之谷村の奥、枝折峠より11km東の丸太沢にあり、通称・丸太沢の湯と呼ばれるプレハブ小屋の中に大型のプラスチックコンテナの浴槽が3つある。お湯の流量により温度違いの風呂になっている。湯量は豊富で、ジャンジャカ流出。湯は透明で甘味がある。ツルスベ感もあってなかなかよい湯である。2001年8月末で閉鎖。 | |
銀山平温泉 白銀の湯 |
tel:02579-2-3500 10:00-19:00 \600 2002/04/13 open。浴室は2階、大きな檜の大浴槽と露天風呂が2つ。湯は無色透明無味無臭、癖のない湯。周囲の山々の景観は雄大。 |
山 名 | 越後駒ヶ岳(えちごこまがたけ) |
会報No. | 126 |
山行日 | 1998年8月16日 |
シリーズ名 | 越後の名峰 |
報告者(文) | 池谷政江さん |
私自身 | 参加 |
宿 | 8/16(泊) 駒ノ湯山荘 |
越後駒ケ岳行程 | |||
場 所 | 着時刻 | 発時刻 | |
枝折峠 | - | 7:24 | |
明神峠 | 7:52 | 8:00 | |
小倉山 | 9:28 | 9:38 | |
百草ノ池 | 10:13 | 10:23 | |
駒ノ小屋 | 11:26 | - | |
駒ヶ岳山頂 | 11:43 | 11:58 | |
小倉山 | 13:11 | 13:21 | |
駒の湯山荘 | 14:45 | - |
更新日:2013/08/10