山 名 | 斜里岳(1545m) | ||
山行日 | 1997年8月12日(火) | ||
天 候 | 曇り時々小雨 | ||
同行者 | 静岡OAA 山の仲間 | ||
歩行時間 | 6時間7分(含む休憩) | ||
コース | 清里コース |
行 程 | |||
場 所 | 着時刻 | 発時刻 | |
バス降車 | 9:05 | ||
清岳荘 | 9:33 | 9:40 | |
七重滝 | 11:24 | ||
馬ノ背 | 12:10 | 12:35 | |
斜里岳山頂 | 12:48 | 13:00 | |
上二股 | 13:25 | ||
能見峠 | 14:01 | ||
下二股 | 14:36 | ||
清岳荘 | 15:12 |
【斜里岳】爽快沢歩きの清里コース
連続する滝を眺めながらの楽しい沢歩きの後は,胸突き八丁のガレ場の急斜面と変化に富んだ清里コース.下山コースの能見峠から見た斜里岳も美しかった.
斜里岳山頂
斜里岳へ登る清里コースの登山口は清岳荘からだが,駐車場が満杯とのことで,2Kmほど手前で車を降りる.30分ほど歩で清岳荘に着く.小屋の直ぐ脇から登山道となり,少し進むと沢の音が聞こえる.一ノ沢を飛び石伝いに右岸へ左岸へと何度も渉り返しながら遡る.ぐらつく石もなくほとんど危険を感じない快適な沢歩きだ.
下二股から沢の斜度がきつくなり,滝がつぎつぎと現れる.このコース核心部の沢登りだ.連続する滝を落下滝は横に巻き,滑滝はその淵をロープや鎖に助けられながらよじ登る.中には高低差50m程もある圧巻の滑り縁登りがあるなど,実に変化に富んだ楽しいコースである.
水に浸かった石は赤く染まっている.鉄分が多いのだろう.水流が細くなり新道と合流する上二股に着いた.さらに沢の中の道が続くが,ほどなくして樹林が切れ馬ノ背へのガレ場登りとなる.胸突き八丁と呼ばれる急斜面だ.足がかりの乏しいガレ場のジグザグ登りに緊張を強いられる.
一ノ沢
稜線の馬ノ背につきホッとする.ここで後続を待ちながら一休み.再び,ハイマツのなかを登り石の祠のある小さなピークを越え,斜里岳の頂に着いた.なだらかな広場の中央に山頂標識が立っている.霧に巻かれて展望はない.早々に山頂を後にする.
上二股まで往路を戻り,そこから沢を離れて新道に入る.山の斜面をトラバースして尾根道に出る.コブを越え,能見峠への登りはけっこうきつい.峠でガスが切れ,斜里岳が姿を現した.歓声があがる.
能見峠から尾根を離れる.ぬかるんだうえ,転げ落ちるような長い急坂下りに悲鳴がなかなか途絶えない.下二股から再び一ノ沢を下り,清岳荘に戻った.
清里町の道の駅〜パパスランドさっつる | tel:01522-6-2288 10:00-21:00 \380 アルカリ性単純温泉、湧出量 440L/min。温泉施設に屋内遊技場、陶芸室、農産物加工室などもある。 | |
きよさと温泉 ホテル緑清荘 | tel:01522-5-2281 \280 浴場は温泉の他サウナや薬湯もある。レストランもあり、温泉にのんびり浸かって、いっぱい飲んでゆっくり休める。 |