静岡OAA会報より抜粋

会報No. 103号 山行日 1996年9月8日
シリーズ名 第1回 三遠ハイク 報告者 山梨秋良さん
山 名 明神山〜乳岩峡 HP管理人 参加
山行記  山へ行く時は天気が気になる。自分ひとりで行く時は雨が降れば止めればいいが、OAAの場合は雨が降っても決行だから気は重いが参加することとなる。中には新品のカッパが雨に濡れるのでヤメタ人もいたそうですが、まあそんな訳で薄曇りの静岡を7時30分総勢35名で出発。

 豊川インターを降り151号線を北上、明神山の東側の東栄町三ツ瀬に入り登山口で昼食後登山開始。案内板には山頂まで2時間30分とあるが、リーダーが「なーに2時間もかからずに行けるよ」と宣言、ヤレヤレなんとかなるだろうと、谷筋の植林帯の中を登り尾根に出ると涼しい風が出迎えてくれる。小休止の後露岩帯の急登をよじ登る。「今まで生きてきた中で一番つらい登りです」などと冗談を云いながら鎖場や鉄バシゴを登り、五合目で大さな岩をトラバースして、馬の背岩から最後の登りとなり立派な展望台のある山頂に13時10分着、登山口より1時間40分だった。まさにリーダーの予言どうりでした。

 奥三河の山並を眺め記念撮影をして13時40分下山開始。尾根道から胸突き八丁坂入口で右折して乳岩川の谷へどんどん下って行く、振り返れば山の斜面に大さな岩がそこかしこに、谷の斜面にオーバーハングの岩があり、驚ろいているともっと大きな鬼岩と云う岩塔がある。ザイルが何本も垂れ下がり、フリークライマーが多勢たむろしている、何か異様な雰囲気だ。乳岩への分岐に来たが温泉入浴の時間もあることだし、今回はパスして観光客のチラホラする乳岩峡に15時20分到着。

 往路に確かめた湯谷温泉の湯遊アリーナで一風呂浴びようと車を進めると、なんと!なんと設備点検で休み。皆んな一斉に日曜に休みとはブーイング。公営浴場ならではのサービスだと感心する。その先の旅館もダメ、頭に来たので車中でお酒を浴びることになりました。
アクセスカウンター

明神山山頂

明神山頂展望台

更新日:2013/08/23