ジンチョウゲ(沈丁花)


2月24日 さいたま市


3月15日 赤塚植物園

花 期 2〜4月 分類/和名  ジンチョウゲ科 ジンチョウゲ属 / 沈丁花
生活型 常緑低木 分布 / 生育地  日本各地 / 半日陰
和名由来 ▼沈香のような香りで丁字のような花をつけることから。
メ モ ▼中国原産、室町時代に渡来し、観賞用に植えられていたものが各地に広がった。雌雄異株であるが日本にある木は、ほとんどが雄株で雌株はほとんど見られない。
▼早春に芳香を放つ花をつけ甘酸っぱい香りが街中に漂う。秋のキンモクセイとともに香る花木の代表で、庭木として植栽される。
▼つぼみは濃紅色であるが、開いた花の内側は淡紅色でおしべは黄色。枝の先に20ほどの小さな花が手毬状に固まってつく。花を囲むように葉が放射状につく。葉は月桂樹の葉に似ている。赤く丸い果実をつけるが、有毒である。花の煎じ汁は、歯痛・口内炎などの民間薬として使われる。