ヒヨドリバナ(鵯花)


7月23日 沼原湿原


8月6日 白馬五竜高山植物園(標高1560m)


9月10日 朝霧高原:東海自然歩道


11月1日 藤枝市

花 期 8月〜10月 分類/和名  キク科 ヒヨドリバナ属 / 鵯花
生活型 多年草 分布 / 生育地  日本各地 / 山道の路傍や草原など
和名由来 ▼ヒヨドリが里に降りてくる頃に花が咲くことから名づけられた。
詩 歌 ▼からげたるわが裾凉しこの山は鵯花のさきむらがれり  木村流二郎
メ モ ▼淡紫色或いは灰色がかった白い花がいくつか集まって小さな頭状花序を形成する。これがたくさん集まって、全体的に散房状の花序を形成する。
▼秋の七草の一つであるフジバカマに似ていて見分けが難しい。フジバカマの葉は深く3裂するが、ヒヨドリバナの葉には切り込みがない。乾かすとフジバカマはよい香りがするのに対し、ヒヨドリバナには香りがない。また、ヒヨドリバナは道端などに生えるが、フジバカマは河原に生える。尚、フジバカマの自生種はほとんど見られなくなったのに対し、ヒヨドリバナは現在でも全国で普通に自生している。