古風・今風、現代へ受け継がれる風景


@:貨幣博物館


 日本銀行隣りの貨幣博物館は、日本銀行金融研究所内の2階フロアに設置されている博物館。1982年に日本銀行創立100周年を記念して設置され、1985年11月に開館した。


                 貨幣博物館
歩行日:期間  2016年11月16日(水): 11/11〜11/20
起点駅  JR 山手線 神田駅
歩行距離・時間  12Km :  3時間
A:東京駅丸の内宿舎

   東京の表玄関であるターミナル駅。一日当たり約83万人が利用し、列車発着本数は約3,000本、全国新幹線網の最大の拠点となっている。赤レンガ造りの丸の内駅舎は、辰野金吾らが設計、大正三年(1914)竣工。現在は国の重要文化財に指定されている。平成24年(2012)に創建当時の姿に復原された。

東京駅丸の内宿舎

三菱一号館美術館
B:三菱一号館美術館

 2010年春、丸の内に開館。赤レンガの建物は1894(明治27)年に三菱が建設した三菱一号館を復元したもの。19世紀後半の近代美術を中心に、年3回企画展を開催する。
 明治期に銀行営業室として使われていた空間をカフェとしている。重厚な雰囲気と天井の高いフロアーが印象的。
C:日比谷公園

 日比谷公園は江戸城日比谷御門のすぐ外に位置し、江戸時代にはそうそうたる大藩の上屋敷が置かれていた。明治になると大名屋敷が廃されて更地となり日比谷ヶ原と呼ばれ、陸軍操練所が設置され明治18年(1885) に日比谷練兵場と改称された。
 園内には大小の花壇があり、四季折々の花と緑が都市生活者の目を楽しませている。 また、胸像や石碑、南極の石など各種の記念碑・物が寄贈され、園内各所に設置されている。

日比谷公園入口

日比谷公園 心字池

日比谷公園 首賭けイチョウ

D:日枝神社
   徳川将軍家歴代の産土神で元々はは江戸城内の鎮守だった。大火により社殿を焼失、現在地に遷座されて以降は皇居の裏鬼門を護る。6月に行われる江戸三大祭の“山王祭”が有名。
E:最高裁判所
  最高裁判所は、1947(昭和22)年に成立した裁判所法に基づき日本国憲法施行と同時に設置された、日本の司法機関における最高機関。
○:平和女人像
   甲州街道(R20)三宅交差点角の最高裁判所敷地南東側に整備された小公園に据えられた“平和女人像”。1950(昭和25)年に電通が創立50周年を祝って建設したもので、東京芸大の菊池一夫の手による。

最高裁判所

平和女人像
F:千鳥ヶ淵公園
  内堀通りと皇居半蔵濠に面し、半蔵門から千鳥ヶ淵交差点まで南北450m、東西20mの細長い公園。桜の季節は大勢の花見客が訪れる。
○:田安門
  田安門は、北の丸公園の北側の入口。大田道灌時代、江戸城の合戦場はこの辺りだった。寛永十三(1636)年に建てられ、昭和38年(1963)には解体修理が行われた。1961(昭和36)年、国の重要文化財に指定。
G:日本武道館
  青少年の心身練磨のための日本伝統武芸の大道場として昭和39年(1964)に創建。同年開催の東京五輪では柔道の競技場となり、現在は様々な用途で利用されている。外観は、法隆寺夢殿をモデルにした八角形の意匠で、屋根の稜線は富士山をイメージしている。

千鳥ヶ淵公園

田安門

日本武道館

北の丸公園
H:北の丸公園

  江戸城の北の丸があった場所で、江戸や明治時代の歴史的遺構が点在する公園。園内には科学技術館や国立公文書館など文化施設も併設。歴史と文化、緑豊かな自然の森として親しまれ様々な昆虫や樹木が生息する森林公園。
I:将門塚

  三井物産ビルの東側に、将門伝説の首塚がの碑が建っている。平安時代、朝廷に反逆し下総で討死した平将門の首が京でさらされ、その首を所縁の人々がもらい受け、当時の武蔵の国豊島郡平川村(皇居平河門あたり)の観音堂の傍らに埋葬したとも、怨念で京から首がこの地に飛んできたものを祀ったともいわれている。

将門塚

弾痕跡のある鎌倉橋
J:鎌倉橋

  鎌倉橋は、東京都千代田区にある日本橋川に架かる橋である。本橋左岸下流側に、江戸城建設の際に相模国鎌倉からの材木を荷揚げした河岸があり、鎌倉河岸と呼ばれた。付近の町は「神田鎌倉町」と名付けられ、本橋も鎌倉橋と称するようになった。現在の橋は関東大震災の復興事業で架け替えられたコンクリート製アーチ橋で、1929年(昭和4)に完成した。欄干には、1944年11月に米軍による爆撃と機銃掃射による銃弾の跡が大小30個ほど残っている。
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