文京区役所は、特別地方公共団体(特別区)である文京区の組織が入る施設(役所)である。本庁舎が入居する文京シビックセンターは、文京公会堂の跡地に1999年に完全竣工。地上28階・地下4階、高さ142m 。東京23区の区役所の中では最も高い建物である。中でも高速シースルーエレベーター10基があるのが最大の特徴である。 文京シビックセンター1階(駅ハイ受付) |
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文京ふるさと歴史館 |
@:文京ふるさと歴史館 平成三年(1991)開館。文京区の歴史や文化について展示。文京区は弥生土器命名の地として知られるとおり、古くから豊かな歴史をもっている。江戸時代には武家地・寺社地・町屋などが発展し、独特の産業や文化を形づくってきた。明治時代には東京大学をはじめとする多くの学校がつくられ、さらに森鴎外や樋口一葉など著名な文人たちが活動の拠点とし、文教のまちの礎を築いた。 |
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A:かねやす 享保年間(1716〜1736)、歯医者をしていた兼康祐悦が、歯磨き粉(乳香散)を販売したところ人気を呼び、小間物店を開業した。江戸川柳に「本郷も かねやすまでは 江戸のうち」と詠まれたとで有名となった。 B:東京大学赤門 徳川十一代将軍・家斉の娘・溶姫(やすひめ)が前田家に嫁いだ時に前田家で建造した朱塗りの門。国の重要文化財に指定されている。 C:白山神社 天歴年間(947〜957)に加賀一宮白山神社を現在の本郷の地に勧請したのが始まりで、明暦元年(1655)に現在地・文京区白山移転した。歯痛止め信仰で知られ、歯ブラシ供養が行われる。 |
かねやす |
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東京大学 赤門 |
白山神社 |
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森鴎外記念館とゆかりの大銀杏 |
D:森鴎外記念館 2012年、森鴎外の生誕150周年を記念して、鴎外が明治25年から大正11年に亡くなるまで過ごした旧居「観潮楼」の跡地に建てた記念館。 遺跡は、昭和12年(1923)の火災及び昭和20年(1945)の戦災により焼失し、わずかに門の礎石・敷石・銀杏が残るのみである。 E:根津神社 五代将軍徳川綱吉が、世継ぎが定まった際に現在の社殿を奉建し、宝永三年(1706)完成。本殿、幣殿、拝殿、唐門、西門、透塀、楼門のすべてが欠けずに現存し、国の重要文化財に指定されている。六代将軍徳川家宣生誕の地。 |
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根津神社南口 |
根津神社楼門 |
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F:旧岩崎邸庭園 根津神社から不忍池を経て、旧岩崎邸に行く。三菱財閥を創設した岩崎家の本邸で、洋館・和館・撞球室の3棟が現存。英国人建築家J・コンドル設計による洋館は、明治洋風建築を代表する重要文化財。 |
不忍池 |
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旧岩崎邸和館 |
広い庭に旧岩崎邸洋館 |
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湯島天満宮入口 |
G:湯島天満宮 学問の神様として知られる菅原道真公を祀り、多くの受験者が合格祈願に訪れる。境内には銅製の鳥居や迷子探しの奇縁氷人石がある。また梅の花の名所としても有名。 |
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湯島天満宮絵馬 |
湯島天満宮本殿 |
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H:東京都水道歴史館 1995年開館の東京都水道局が運営するPR施設である。東京水道400年の歴史を江戸時代と明治時代以降に分けて実物大模型や歴史資料、映像を用いて紹介している。玉川上水に関する歴史資料が非常に充実している。また、博物館の裏手には、東京都水道局が管理する本郷給水所公苑があり、神田上水の石桶が保存されている。 I:小石川後楽園 江戸初期に水戸徳川家の祖である頼房の中屋敷(後に上屋敷)として造られた回遊式築山泉水庭園。国指定特別史跡・特別名勝。 1629年に水戸初代藩主頼房が着手し、二代光圀が受け継いだもの。中国趣味豊かな庭園で、園名は中国の「岳陽楼記」の「天下の憂いに先んじて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から「後楽園」と名付けられた。 |
東京都水道歴史館 |
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鋳鉄管:日本最大級の水道管 |
小石川後楽園 |
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