@:蒲田西口商店街・バーボンロード 昭和40年に完成したサンロードアーケードと、昭和52年完成したサンライズアーケドからなる蒲田駅西口商店街。さらに並行して、東急線の高架脇に続くのがバーボンロード。居酒屋や立ち飲み屋、小料理屋など飲み屋が密集しているエリアがある。誰が名付けたか、バーボンロードと呼ばれている。今でも、バーボンを出す店があるに違いない。 |
バーボンロード |
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女塚神社 |
A:女塚神社 南北朝時代、新田義興は勤皇の軍をおこし敗れたが、武蔵国へ来て再度兵を募り、鎌倉の足利氏を討とうと軍を興した。足利方では、もと義興公の臣下であった竹沢左京亮に暗殺計画を授けて義興のもとにつかわした。竹沢は、少将局と呼ばれた女性を義興の元に送り込んだが少将局は、義興に忠節を尽くし暗殺計画を漏らす。このため竹沢は少将局を殺害し、死骸をそのまま捨て置きましたが、村民が憐れんでまつったのが女塚である。義興は武運つたなく竹沢の奸計にかかり、正平十三年(1358)、矢口の渡しにおいて討たれ憤死している。 |
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B:矢口の渡商店街 東急多摩川線矢口の渡駅前の南側一帯に広がる商店街。夏の“わたし盆踊り”で知られている。 この付近は、日本武尊が東夷征伐の途中、手向かう敵と矢合わせをした古戦場の一つで古くは「矢食(やぐい)村」と称していた。これが転じて、いつしか矢口と呼ばれるようになったといわれている。 |
矢口の渡商店街 |
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延命寺 |
C:延命寺 弘安年間(1278-1298)に蓮花寺と号して創建されたが、延文年間(1356〜61)の落雷による火災で焼失。その雷は、新田義興の霊が起こしたものと伝わる。焼失を免れた延命地蔵を奉安して延命寺となった。 |
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D:十寄神社 少将局により一度は暗殺を免れた新田義興は、正平十三年(1358)、足利氏側の軍勢により矢口の渡で船を沈められ悲惨な最期を遂げた。この神社は、義興とともに命を落とした従者らを崇めて創建された。従者数には諸説あるが、十騎として社号がある。 E:武蔵新田商店会 東急多摩川線の武蔵新田駅前から旧鎌倉通りまで1.6キロ続き、東京の中で最も距離が長い商店街とのこと。 |
十寄神社本殿 |
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十騎神社 |
本殿裏手の御神木 |
武蔵新田商店街 |
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新田神社鳥居 |
F:新田神社 新田神社は、公が正平十三年(1358)矢口の渡で憤死し、祟りを鎮めるため、村老達が塚を築き新田明神社として創建した。古来、開運の神様として信仰されてきた。 社殿の後ろには雷が鳴るとピチピチと割れたという不思議な竹があり、平賀源内がこの竹で厄除招福・邪気退散の矢守を作ったのが、破魔矢の元祖と伝わる。 |
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新田神社拝殿 |
樹齢700年の御神木 |
破魔矢発祥地の竹林 |
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G:頓兵衛地蔵 矢口の渡しで新田義興の謀殺に加担した船頭が、その罪を悔いて建てたと伝わる地蔵尊。頓兵衛とは、浄瑠璃“神霊矢口渡”で登場する船頭役の名前。 だが、義興の祟りはこの地蔵にも直撃し、その顔を溶かしたのである。それ故、この地蔵は一名“とろけ地蔵”とも言われる。頓兵衛地蔵の祀られたお堂の中を見ると、ボロボロと崩れた地蔵であることがわかる。 H:下丸子商店街 東急多摩川線の下丸子駅のすぐ南から東へ延びる“下丸子商栄会”、西側とその先の南に少し続く“下丸子商店会”。 |
頓兵衛地蔵 |
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地蔵堂内の『頓兵衛地蔵』 |
下丸子商店街 |
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蓮光院山門(武家屋敷門移築) |
I:蓮光院 蓮光院は真言宗智山派の寺院である。小大名格の武家屋敷門が移築されており、寺の山門として使用されている。保存例の少ない1〜5万石の小大名格の形式をよく伝えており、東京都の有形文化財に指定されている。外観のみの見学である。 |
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○:六所神社 六所神社は文暦元年(1234)、多摩川の下流に六柱の神を祀ったのが当社の始まりと伝えられ、江戸期には下丸子村の鎮守となっていた。太平洋戦争終戦まで村社に列格していた。 ○:長福寺 言宗智山派寺院の長福寺は、長明山と号す。創建年代は不詳。玉川八十八ヶ所霊場60番。 |
六所神社参道 |
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六所神社本殿 |
長福寺山門 |
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洗濯資料館展示室:選択物集配車 |
J:五十嵐健治記念洗濯資料館 白洋舍の創業者五十嵐健治は、日本におけるドライクリーニングの創始者でもあり、つねに業界のパイオニアでもあった。まさにクリーニングに生涯をささげた故人を偲ぶ遺品、著書や写真などの資料を展示している。 |
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K:多摩川マラソンコース 川崎市の多摩川河川敷に続く土手沿いの道。土の道なので、脚に負担がなく走りやすいため、マラソンランナーに人気があるそうだ。 |
多摩川河川敷マラソンコース。右にガス橋 |
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