秩父札所は、文歴二年(1234) 十三権者によって開創されたと伝えられている。
秩父三十四ヶ所観音霊場巡り一番札所 四萬部寺の最寄駅は和銅黒谷駅、
和銅が採掘された《和銅遺跡》の最寄り駅でもある。
和銅黒谷駅前の国道140号線を横断する熊谷方面からの《江戸巡礼古道》を辿る。
舗装を除けば古道当時とさほど違わないと思われる田園地帯の曲がりくねった道、
前方に武甲山を見ながら行く。ツツジで有名な瑞岩寺の前を通り、
四萬部寺の裏手から回り込み山門の石段前に辿り着く。
永延二年(988)師の命を奉じた幻通が、この地で四萬部の経典を
読誦し経塚をきづき秩父第一番の霊場としたという縁起がある。
観音堂は元禄十年(1697)秩父の名工により建造された。

参詣日:2014/05/02, 2013/03/17

    地図帖 秩父札所道案内より:コースタイム 45分

和銅黒谷駅ホームの《和同開珎》巨大モニュメント

熊谷方面からの《江戸巡礼古道》

前方に武甲山を見ながら《江戸巡礼古道》を行く

観音堂の裏手から回り込み山門へ

山門

観音堂:巡礼姿も

観音堂前に整列した大小の仏さん

 34番札所 水潜寺                                      2番札所 真福寺

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